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[312] 椿の名を持つ遊女
>>310 あら…御兄さん、それは私を買って下さるという事かしら。たった今御客を一人“逃がして”しまって…このままじゃあきっと叱られてしまうわ。 (自分はこの見世の遊女。それ程地位がある訳でもなく、本来であれば客を袖にする等滅多に許されない身であるが、それでもと落ちた視線は掛けられた声に其方へと向き。すぐに微笑むと、穴埋め等と言う彼へ言葉の最後に“如何かしら?”と) 遅くなってしまって御免なさい、未だいらっしゃる? 紳士が何かなんてあまり重要ではないの。あなたならきっと大丈夫…だけれど、お座敷へ案内するのは次の御返事があった時にさせて頂くわね。声を掛けて下さって有難う。

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