[1256] 女王の番犬
　 　 ──此処は何処だ。 此処は、僕の屋敷じゃない。 ──おい、セバスチャン！何処にいる！ 僕は此処だ、早く助けに来い。 ( 　ふと目が覚めると、何時ものベッドでは無いベッドに居る。柔らかな小鳥のさえずりも、紅茶の香りも何も感じない。 己の執事である彼──セバスチャン・ミカエリスの姿も無く、非常事態だと身体を起こすと周りを警戒しつつ布団に包まり彼の名を呼んで 　) ( ／ BL注意。黒.執.事よりセバスチャン・ミカエリスを募集します。)