[19235] 月
>>19233 おお…鶴、鶴ではないか。嗚呼、あちこち探したのだぞ。一体何処へ隠れていたのだ？俺のそばを離れてくれるなとあれほど…否、俺が目を離したのが悪かったのだ。今度は片時も離しはせぬ。外へ羽ばたく翼など要らん、俺という籠から決して外には出さぬぞ…。 何、俺が狂っている？はは、随分おかしな事を言うのだな。だが、そうだな…俺はお前に狂わされておる故、あながち間違いでもないかもしれんなあ。 なあ、お前は俺の鶴なのだろう？どうかそうだと言っておくれ。でないと俺は壊れてしまいそうだ…愛しい俺の白い鳥。