[509] やすさだ
んんー…何だか、目が覚めちゃったから、僕の子猫ちゃんにちょっとだけ。格好良い、って褒めてあげれば喜ぶんだろうなあ、とは思ったけど、可愛い、って言うのは僕が言いたいことを言いたいからで、まあ面倒になっちゃったんだよね、お前がして欲しいんだろうな、ってことをしてあげるのが。だから、僕がしてあげたいことをしてあげることにしたよ。お前は優しすぎるから、自分の気持ちを抑えることに慣れているんだろうけど、もっと僕みたいに我儘になれば良いのに。自由奔放な僕を見て、ああ自分ももっと好きにして良いんだ、って早く気付けば良いのに。そんなことを言ったら、もう好きにしているよ、とか、我儘を言っているよ、とかお前は言うんだろうけどさ。僕が何かをしてあげれば人は喜ぶのに、お前は僕が何もしなくても喜んでくれるんだ。変な奴だなあ、って思っても仕方がないよね。でも、僕が千年、その先も共に居たいと思うのは、その変な奴なんだ。お前だけだよ、。ありがとう、僕を見つけてくれて。お前の隣はとても心地好いから、これからも隣に居させてもらうから。好き、って言葉じゃ言い表せないくらい、愛しているよ、子猫ちゃん。 スペースありがとう。おやすみー。