[307] 元アーチャーのマスター
【宝具】 『須く辿り着く結末(オール・ヴァリアント)』 ランク:EX 種別:対人宝具(自身) レンジ:0 最大捕捉:1 由来:多くの伝説で語られるもその悉くで竜に成り果てた彼女の結末。 竜化の最終段階として完全な竜と化し、霊基が消滅するまで暴威を振るい続ける。この状態になると最早理性も人格も無くしており、令呪すら受け付けない。元に戻す手段も一切なく、所詮借り物の霊基では大した時間は持続せず早々に消滅してしまう。事実上の特攻宝具。 非常に強力ではあるが、同時にこの宝具の発動、即ち完全なる竜化は彼女が最も嫌悪する出来事である。例え聖杯を獲得する為であっても、本末転倒になってしまうこの宝具を彼女が使うことは先ず有り得ないだろう。 【聖杯にかける願い】完全な人間になること。？？？。 【備考】半竜半人の姿を持った乙女、或いは竜の姿に変えられた乙女。ヨーロッパで多く語られるドラゴンメイド。今回の聖杯戦争ではフランスのメリュジーヌの伝説が基になっているが、他にもメリサンド、レディ・オブ・ザ・ランド、ヴイーヴルなど多くの名前で知られており、それらの伝承に少なからず影響を受けている。 人間の男と結ばれ幸せな家庭を築いたものの、ある日夫に自身が半竜半人の存在であることを知られてしまい、罵詈雑言を浴びせられた末に追放された。夫のことは恨んでおらず、ただただ人ならざる自身の境遇を嘆いている。