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[2] 戦闘好き
私が考えた物を一先ず載せます。 案① 荒れ果て最早再生不可能な状態に陥った地球を捨て去って何世紀過ぎただろうか。宇宙都市ヴェルヴェット、地球の風景を模した偽の植物、偽の湖等様々な観光スポットすら存在する宇宙に浮かぶ巨大都市でありノアの方舟であり…、戦争もなく何もかもが充実したこの都市ではあったが一つだけ問題がある。それは食糧問題。充実していても増え続ける人類に供給が儘ならなくなってきていた。実際に都市の中には一般人が不用意に近付くべきではない貧困街も存在した。故に政府は普通に生活する分には問題無くとも、その思想を縛ったり禁忌とする行動等敢えて一部で反感を買うような法律を生み出す事によって犯罪者を生み、犯罪者を別の星へ送り出す事で本来の食糧問題を解決すべく間引きを行っていた。 送り出される星に名はない。だが政府は暫定的に「原初の星」と呼称しているらしいがこの星及び罪人については最重要機密である。 仮称「原初の星」については政府も深くは知らないようだが、首相はある程度把握している模様。 この星はその名の通り、地球で言うジュラ紀白亜紀に近い環境にあり、人間が住めない事はない。密林地帯が殆どで、その他は岩山や平原も存在し、人の手が加わっていない。何も手が加わってなければ恐竜が絶滅したとされる隕石が落ちた地球ではない完全な別の惑星。恐竜は居ないが独自の進化を遂げた獣も居るが最も強いのは植物である。此処には様々な食獣植物が存在しており、触れば蔓に取り込まれたり切れば毒を吐いたり、地面の下に潜んで獲物が落ちるのを待つ物がいたり。その反面、水や果実も生み出す。季節は所謂夏と呼べる時期が殆どであるが冬も存在し、辺りは雪が降り積もる。政府はいつからこの間引きを行っていたのか、この星で生まれ育った人間さえ存在する。これでは人間が最も貧弱のようではあるが、不思議な事に此処に落とされたもしくは生まれた人間は早くて数日、遅くて数年で人間の原型は留めつつも何らかの異形の力を手にする事で生き延びている。それは見た目からして異形であったり収納可能、或いは表面ではなく身体能力であったりと兎も角此処に順応できる形へ変貌或いは進化する。この星に国は無いが縄張りは存在し、それは思想によっていくつかに分かれる。そしてそのグループ内でも順位があり、高いほど食糧を優先的に得られ、権力も高い。

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