青い君と赤い私【非募集】

>>814


…そうか、君らしいな。だが、君の為なら、もし、それで君が幸せなら──素直に、喜べは、しないかもしれないが。出来るだけ、笑って送り出そう。それは、忘れないでおいてくれ。む、…そうか、そう、か。…、…物好きだな君は。……嘘だとは思っていない。ただ、これ以上負担を掛けたくないんだ。（　引き寄せられると自然と身を寄せる形となり暫し相手を見詰めてから思わず笑みを浮かべ、掴まれていない手で愛おしむ様に相手の頬を撫で、相手の言葉に思わず眉根を寄せては、考え込む様に腕を組み暫し黙り込んだ後ぽつり、信じていない訳ではないのだと左右に首を振っては、目を伏せ、　）私は転がるつもりはないのだが。まあ、君となら…それも、悪くない。……。もう、十分な程に大事にされていると思うのだが。（　肩に感じる重みが心地よく薄らと目を開いては、笑い転げる姿を思い浮かべて思わずくつりと喉鳴らし、思わずぱちくりと目を瞬かせては、相手に釣られてか照れ臭そうに視線を泳がせてから既に身に余る程に大事にされているのではと目を伏せ、　）


そもそも、君が帰ってくる部屋でその様な事はしない。なら、もし機会があればそうさせてもらおう。耳、と言うよりは君自身、なのだが。…代償？（　例え昂ったとしても見られる可能性のある場所ではとても出来ないと左右に首を振り、もしもそう言う場面に出くわしたら次はそうしようと決意する様に頷き、あくまでも相手に快楽を与える為であって耳に拘っている訳ではないものの、代償の単語にぴんと来ない様子で具体的に何を要求されるのかと首を傾げ、　）